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Zっと!Scrumブログ

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ようこそ!みんな!

今日はとうとうホームステイプログラムの本番!

アメリカからの高校生を迎える日です。

冬月荘の勉強会「Zっと!Scrum」で出会った中学3年生~高校2年生まで約16名と教育大学の学生が朝から次々に集まって飾り付けや踊りの練習、ミニ縁日など事前に打ち合わせをし、練り上げてきたウェルカムパーティーの準備が進みます。

ぎりぎりまでバタバタの展開でしたが、なかなかのチームワークで何とか準備終了。さらに厨房ではシェフを中心に料理の準備が進みました。

ホストファミリーの方々も集まり・・・正午過ぎ、9人のアメリカ人高校生が冬月荘へやってきました。

中学3年生のMCで始まったパーティーはアニメのオープニングダンス、自己紹介と進み、アメリカの高校生がそれぞれのホストファミリーの隣へ座り安堵の表情を浮かべながらランチタイム。

ようこそ!みんな!_b0188177_023951.jpg


さーここからスクラムメンバーのみんなが準備した冬月荘ミニ縁日の始まりです!

今回のグループは日本にアニメを学びに来た「アニメグループ」です。

彼らにとってアニメを交えたお祭りはかなり楽しかったようでそりゃーもーいい笑顔をしています。

ホストファミリーの子どもやスクラムメンバー、アメリカ人高校生、住人など、合わせて総勢45名で冬月荘はパンパンになりましたが、本当に冬月荘らしい交流となり、アメリカ側のリーダーも「本当にみんな楽しんでいます!最高の企画ですね。」という感想を聞いて「そりゃそーだ」なんて嬉しくなりました。

ようこそ!みんな!_b0188177_031813.jpg

写真はお手製の射的コーナーに夢中になる高校生です。

去年に続き、ホームステイプログラムは場づくりのいいきっかけを与えてくれます。

スクラムメンバーや大学生がそれぞれ主体的に参加する機会となり、さらに役割を見つけたり、役立った感や達成感を得ています。 そして何より、再会する機会になり、お互いの存在を会った瞬間の笑顔で確認しあっているようです。 

僕はほとんど傍観者でしたが、個人的にはみんなに久々に会い、話もできて嬉しいだけではなく、いろいろ感じる1日でした。

月曜日からは霧多布でのプログラムとなります。
# by togetuso | 2009-07-05 00:43

ユニバーサルな感じ・・・。

こんな時間から寝る前に日記書きだしてます。

今日もにぎやかな冬月荘でした。

朝からホームステイプログラムの関係で新聞取材があり、さらにそのままホームステイ実行委員会で最終打ち合わせでした。 ホストファミリーのお母さん、大学の先生、大学生2名、僕というメンツ。

廃車や時間、プログラムの詳細を打ち合わせ、なかなか楽しめるプログラムに仕上がりそうです。

さらに14時ころにはチューターのおじさん(ニックネームはおんじ)がやってきて教材作りを黙々と始めていました。

そうこうしているうちに僕は別仕事で出かける時間に。同時進行でチューター会議が6名のチューターで開かれ、今後の打ち合わせや教材の検討などをしていたようです。

夕方帰ってきてみると小さい子を抱いたお母さん2名が玄関先に立っています。

「親子ランチの予約とかできますか・・・?」

下見を兼ねてきてくれたのです。 予約をしている最中にチューターの大学生が子どもを抱きかかえて遊んでくれて、お母さんも喜んでいます。

冬月荘の中は一瞬にして12,3人くらいになり、なんだか賑やかになりました。

今日は火曜日のウィークリースクラムの日。 新しい仲間も増えてなんとなく勉強している中学生もいれば、こちらではチューターと中学生がホームステイのウェルカムパーティーの司会の打ち合わせ、リハーサルが始まっています。

気づいたら住人がご飯を食べながらそれを見守っています・・・。

先ほどきたお母さんたちも「ここはいったい何??」と不思議な感じもありながら、興味深々の様子。

初めて来た人にすると、中学生、高校生、大学生、おじさんから子どもまでいて、勉強しているしギターの練習しているし、ご飯食べているしよくわからないでしょう。 でもなんだかすごく自然で楽しそう・・・。そう感じるようです。

さまざまな人が関わり合う中で、普通に尊重しあって人間関係を築いたり、役割を見つけたり、気にかけたりすることで化学反応みたいなものを起こして、元気になっていくのを肌で感じる一日でした。

そこには性別とか年齢、立場なんて関係ないんだと思います。

誰かが気にかけてくれて、認めてくれるから、安心して過ごせるのかな・・・とみんなを見ていると感じました。

この全員の存在が作り上げる冬月荘のユニバーサルな感じ・・・いいと思います。

ユニバーサルな感じ・・・。_b0188177_2654.jpg

# by togetuso | 2009-07-01 02:10

さまざまな出会い

今日はあわただしい1日でした。

朝は新しい事業の関係者が顔合わせをして今後の打ち合わせから始まりました。

詳細は事業が動き出してから報告しますが、さまざまな分野の方(おもに子育て支援など)が集まり議論を交えながら作り上げていく作業はなかなか楽しいのです。

午後からは芽室社協の事務局長さんと職員の方が見学に来られてコミュニティハウスの説明と地域福祉や地域づくりについて意見交換をしました。

以前も書きましたが、このような機会は自分にとっては貴重です。

福祉という分野ではほぼ素人の自分としては、福祉関係者のお話を聞くことで知識として勉強になったりします。 そして気づくと逆にインタビューしているのです。

今日も事務局長のここにいたるまでの人生を聞いているうちに楽しくなりました。

違う畑から福祉の世界にくると、当り前のことに???と思うことも多いので、その辺で意気投合したのです。

今後もつながる出会いのような気がしています。 

夕方からは児童相談所の職員の方が、学校でうまく友達を作れずに困っている高校生と見学に来ました。話をしているうちに冬月荘でいろいろな人にあったり仕事の手伝いをしながら、対人関係に慣れていきたいということでした。

最近は16、17歳の相談が増えつつあります。スクラムの中高生もそうですが、さまざまな子どもたちと出会うことで僕自身は何を考え、何をすべきなのか自分の役割を理解してきたのだと強く思います。

そう考えると出会いが今を作っているんですよね。

本を読んだり、えらい人の話を聞くことも大事ですが、何より目の前の人と向き合うことが「価値ある気づき」をもたらしてくれると感じています。

明日はホームステイ直前の最後の実行委員会と午後はチューター会議です。

週2回のウィークリースクラムも参加者が増えつつあります。

釧路は今が一番いい季節ですね~♪

こんな時間だ・・・。 寝ます(-_-)zzz







 
# by togetuso | 2009-06-30 01:32

カマキリと育つ

やっと釧路も晴れましたー! 気持ちいい日差しと風で「何で仕事してんだー!」なんて声が街中から聞こえてきそうです(笑)

さて、今日はくだらない話題? いえいえ、僕にとって人生では切っても切り離せない「カマキリ」のお話。

興味ない方はこの時点でページを閉じるか、不思議な世界に誘われてください・・・。


そう、あれは小学3年生の時。

もともと昆虫が大好きで、ゲームより昆虫、3度の飯より昆虫ってくらいの子どもでした。

家の中に出てくる虫にはだいたい話しかけ、不思議なヤツは捕まえては観察する毎日でした。

そんなある日のこと。 生協のペットショップに行くと、まだ虫が並んでいない3月なのにカゴに不思議な塊がくっついた棒が数本入って売っていました。

 「カマキリの卵 300円」

カマキリって図鑑にのってるやつ~?? え~?

小学生の僕にとって、カマキリはあこがれの虫の筆頭です。 すぐに買い、よくわからず持ち帰りました。

大きめのかごに入れ、眺める毎日。 5月の連休に入っても変化なく、いつしか、カマキリなんて生まれるわけないんだ・・・とあきらめて見もしない存在になっていました。


5月も下旬になっていたと思います。 歯を磨きながらぼーっとカゴを眺めると小さなカマキリじゃないですかぁ~!! 思わず口を歯磨き粉いっぱいにしてふたを開けたのを覚えています。

カマキリはそのカッコイイ容姿はもちろんのこと、生態そのものが本当に魅力的です。

大きく分けると2つ。

① 生きている(動いている)ものだけをカマで見事に捕まえるハンターぶり。

② 7度の脱皮を繰り返しどんどん大きくなる神秘。

育てるにはアブラムシ→小バエ→銀バエ→蝶→蛾→トンボ・・・・と食べる餌がどんどん大きくなります。

まず自分がそれを捕まえてきてカマキリにあげるわけです。 かごに入れた瞬間、カマキリは目で追い始めます。 相当空腹ではないと自分から獲物まで出向くことはなく、射程距離に入るまで数時間でも待つ王様ぶり。

ところが・・・・射程距離にきたら一撃です!!(たまにドジなやつもいますが・・・)

羽があるものは羽だけ残しすべて食べてしまうのです・・・。

集中力や本能をまざまざと見せつけるハンター劇がたまりません。

時を忘れて眺めてしまうのは今も昔も一緒です。


脱皮は3週間に1度くらい。 脱皮が終わるとただ皮を脱いだだけとは思えないほどに大きくなります。

不思議としか言えませんが、これまた神秘的です。



今まで小学3年から今年で7回目の飼育を冬月荘でしているため、一応写真で紹介します。(5月下旬の写真です。)

冬月荘の一員ですからねー。


冬月荘のブログであることを忘れるぐらい語ってしまいました(苦笑)1度語れば気が済みます・・・。

お付き合いいただきありがとうございました。



明日も晴れそうな夕焼けでした。

今週土曜日はスクラムメンバーと大学生によるコラボ企画「ホームステイウェルカムパーティー」の最終準備のようです。

そうそう、最近スクラム2期生からも久々に連絡きて「夏休みの第3期スクラムでチューターやりたい!」なんていう声がちらほら・・・。 チューターの大学生やおじさんも喜んでいます。


夏はにぎやかになりそうです。

カマキリと育つ_b0188177_20215628.jpg

# by togetuso | 2009-06-24 20:25

大変でしょう??

今日は日曜日(日付け変わったから昨日ですね)ですが、見学の方が2名訪れ、冬月荘の説明と意見交換をしました。


いろいろな方々とつながる機会は貴重です。


来てもらっているのに、ちゃっかり逆に話を聞かせていただくこともよくあります。

今日もサポステの方にひきこもりの支援について逆取材してしまいました。

見学の際は冬月荘の活動はもちろん、コミュニティハウスについて、コーディネーターについてなど言葉足らずながら、自分の言葉で話すことで自分自身がより理解できたり、発見があります。


2008年3月ころ、函館の「ふくろうの家」のホーム長である高橋さんからお話を聞かせていただく機会がありました。

高橋さんが今まで子どもたちと向き合ってきた事実が「自分の言葉」として僕の中に沁み込んできた感覚がありました。あまり普段心が動くことがない自分が感動しました。

どうせこの仕事にかかわるなら自分の言葉で話せるほど向き合いたいと感じたものです。

まだまだそうなるかはさっぱり見当もつきませんが・・・。



話は今日のお題になりますが、見学に来ると「大変でしょう~??」と聞かれることが多いんです。


「大変」とは人それぞれ解釈がありますが、僕自身は大変だなぁと思ったことがありません。

確かに夜中にトラブルがあったら駆けつける時もあり、ある局面では一瞬よぎることはあっても、ま~何があっても当たり前だし・・・くらいにしか思っていないのです。

本当に大変ならすでに関わっていないかもしれません。

大変というのなら、冬月荘に住んでいる住人や高校生のほうがよっぽど困難を抱えていて大変でしょう。

冬月荘に集うみんなと居場所をつくったり、問題を解決しながら自分自身も含め、みんなと変化や成長を体感できるので、感覚としては楽しいというのが一番近いのです。

僕は冬月荘のコーディネーターではありますが、ここに住んでいる住人、勉強や遊びに来る高校生と何ら変わりなく「集う1人」という感覚があるんです。

集まるみんなの楽しさが僕にうつり、僕の楽しさがみんなにもうつる相互作用が働いていると感じることがたまにあります。

今日も午前中に住人のMくんと日用品の買い物した後、ご飯を食べに行って本当に楽しく過ごしました。

そういえば、半月ほど前に、冬月荘で子どもの勉強を手伝っている中年のチューターの方が「ここで子どもと会うようになって、身だしなみは気にするようになったし、規則正しく生活したり、自分のために自分の時間を使えるようになってほんと楽しいですよ!」とニコニコしながらおっしゃっていました。


こんな「楽しさ」が循環されることで地域に元気の素が生まれたらいいと思います。
# by togetuso | 2009-06-22 01:43