昨日はチューター会議でした。
ここ最近は教材の開発を中心に集まっています。 スクラムの子たちと出会い、チューターそれぞれが感じたものを形にする作業です。 小学4年生ころからグッと勉強は難しくなるそうで、早い段階から勉強そのものに強いアレルギー反応をもつ子も珍しくはありません。
でもどんな子もわかった瞬間は「わかったぁ・・・」とニヤッとします。
その瞬間を味わってもらうにはまずは「ちょっとくらいやってもいいかな・・・」という諦めに近いわずかな興味、さらにそこから「知りたい、覚えたい」という欲求に結びつくとしめたものだね!なんて話になりました。
ビジュアル的なものかな~。
動きがあるものかな~。
カード式かな~。
声を出すとか参加型がいいね~。
クイズっぽいものならやってくれるかもよ!
などなどチューターからはいろいろ意見が出ます。 それをもとに今回はたたき台を作って6月にはウィークリースクラム(火、金の放課後学習会)で中3のメンバーに協力してもらって試行する予定です。
どんどん活性化するチューターのみんなは本当に生き生きしています。 きっといいものが生まれるし、仮にできたものが子たちに受けが悪くても、この話し合いの過程そのものが大切だと感じています。
さらに昨日は教育委員会の方2名がチューター会議に参加しました。 役所としては、冬月荘でどんな雰囲気でやっているのか、そして何より参加している子を学校来るように促してもらいたい的な話がおもでした。
多少の議論にもなりましたが、お互いができることをしっかりと進めながら、連携していきましょうということになりました。ただ、連携という簡単な言葉を言っているだけではなにも進まないことを僕も含め、チューターたちはみんな感じたことでしょう。
途中から、遊びにきた第1期スクラムメンバーの女子(高校2年生)も話に加わりました。
実は冬月荘に毎週通ってくる不登校気味の中3男子を連れてきたのはこの子です。冬月荘の居心地の良さや、連れてきた男子がどう変わったかなどを教育委員会の方に熱く語ってくれました。
その話にチューター含めみんな真剣に聞き入っていました。 学校だけでは解決できないことがあるんだ、こんな場所が必要なんだというメッセージが伝わったと思います。
さて、明日から3日まで僕は東京や長野、富山へ行き、全国のコミュニティハウスのような実践を見学し、意見を交わしてきます。 初めて行く土地で、さらに移動だらけの旅になりそうです。
3日には釧路に調査研究に来る大学の先生や学生25人くらいが冬月荘に泊まります。こんなに大勢が宿泊するのは初めてです。 住人の男の子にそのことを報告すると、賑やかですね・・・とちょっと戸惑いながらもうれしそうでした。事前に布団を移動したり、風呂掃除など、住人には仲居さんになってもらいます。
僕がいない間は冬月荘のシェフが日記を1回くらい書いてくれるかもしれません。
それにしても、あまり普段文章書かないので、内容が薄い割に時間かかります・・・(笑)
あんまり調子に乗ると後が続かないからこの辺で。
っていうか誰か読んでくれてるのかなぁ~(笑)