1年近く放置しておりました。偽です。
なんの弁解の余地もございません。
■ 活動拠点が移転しました。
さて、突然ではありますが今年度からスクラムは活動拠点を移転しています。
それに伴い、ブログのタイトルも
『 Zっと!Scrumブログ 』
に勝手に改称してみました。
( ある日突然元の名称に戻っているかもしれません。 )
更新する詐欺の常習犯となって久しくなりますが、昨年よりは更新する所存です。
スクラム自体は4月から実施していますし、変わりなく続いております。
■ 気になったニュースの話①
一昨日くらいのニュースだったかと思います。
内閣府が15歳から29歳までの男女6000人を対象に調査したところ、6割以上の対象者が
「 インターネットを自分の居場所だと感じている 」
と回答したそうです。降順に並べると
自分の部屋 … 89.0%
家庭 … 79.9%
インターネット … 62.1%
地域 … 58.5%
学校 … 49.2%
職場 … 39.3%
となっており、地域と学校を上回る値となっています。
SNSでのリアクションを見てみると
「 共通の趣味の人がたくさんいるから当たり前 」
「 学校とかより規模も大きいし責任も少ないから居心地がよい 」
等々の賛同する意見が多い印象です。
何年か前からインターネットを居場所として活用している人はそれなりにいた気がしますし、個人的には多少の「今さら何を」感も感じています。
インターネット「も」居場所になった、ということなんでしょうね。
居場所として正しい、間違っているという話ではなくて実態として、もうそうなっている、ということかと。
ちなみに自分がチラっと見たメディア曰く、
「若者の6割はインターネットを居場所としており、孤立化する若者への居場所作りが重要」
「若者の現実離れが深刻化」
だそうです。ミスリードだとは思いますが、6割いて孤立化とは。
インターネットって全てが全て仮想現実なのかしら。
■ 気になるニュースの話②
小学生でもスマホ持ってる時代ですし、ネットが居場所であることが当たり前な世代は当然増えていくのでしょうし、一口に居場所と言っても中身がより複雑になるんだろうな、と。
学習支援や居場所作りを目的にした取り組みが増えていますが、発想の前提に
「 居場所ってこういうものよね 」
という考え方があると思います。
スクラムに限らず、拠点があって、なにがしかの取り組みがあって…等々。
居場所観と実態の間で齟齬を起こさないかしら、とぼんやり考えています。
上手な例えではないですが、良かれと思った取り組みの結果、淡水魚を海水に連れ込むようなことになったりしないかな、と。
「 海水にはこんなに栄養分があるのに、なぜ元気に泳がんのだ 」
みたいな、一生懸命やっているのに結果がどんどん反比例していくような話になったりしないかな、とぼんやり考えます。
■ 気になるニュースの話③
調査結果によれば、居場所の数と生活の充実度は正比例の関係にあるようです。
感覚的に「まあ、それは確かに」と思える話。
居場所を増やす取り組みをするとして、じゃあ居場所ってなんじゃいな、という話を改めて考えないといけない場面なのかもしれません。
スクラムに限らず、居場所を作りますよ、という取り組みは居場所観なりなんなりの感覚的なところにもアンテナが向いた方がいいのかな、と感じています。
(どんな取り組みでも当てはまりそうな話ですが)
偉そうなことが言える身分ではないですが、今は居場所に限らず
「 〇〇は△△だよね 」
という当たり前のようなものが勢いよく変わっている最中なんだと思います。
理解が追い付かないような出来事がどんどん増えていく感じで。
これはちょっと…というものの意味付けが逆転していくかもしれませんし、変化の波にどう対応していくか、という話がもっと出てきそうな気もします。
久々のブログ更新でしたが、なかなかの怪文書となってしまいました。
作文って難しいですね。