2日目のスクラムが終了。
中学生も元気に通ってきました。
それより元気に通ってきたのは1期生の
K出くん。
朝、K出くんから電話がきました。「タカさ~ん、みんなの送迎終わったら家まで迎えに来てもらえませんかぁ~?」 バス代が無く、昨日は自力で自転車で自宅と冬月荘を往復してきつかった彼はかなりのお願いモードで電話をしてきたのです。
彼の家と冬月荘は自転車で40分くらいの場所です。
お願いされた時間にはどう考えても身動きが取れなかったので、「途中まで歩いてこい~、行けるようになったら向うから・・・。」
それから中学生の送迎が始まりなんだかんだしているうちに約1時間が過ぎていました。
すると玄関には汗をかいたK出くんが立っているではありませんか。
昨日は自転車、今日は徒歩とどんなにハードルが上がろうが彼は来るんです。
思わず僕は笑いながら「そこまでして来たいんだ!」
彼は嬉しそうに「もちろん」
ここまでして来る冬月荘やスクラムの存在って彼らにとって何なんだろう??と改めて感じ、すでに高校2年生になった1期生に今度ゆっくり聞いてみることにしました。
そんな高校生チューターの存在によって、チューターや友達との関係が1期、2期よりもスムーズにできているようで、2日目の今日は午前中、びっくりするような静けさ。
そう、みーんな勉強しているのです。
昨日は後ろのほうでぶーぶー言ってた元気いいメンツも。
ランチが始まると一気に賑やかに。 チューターはというとお昼に午前中の様子を情報共有して午後からの調整を進めています。
さて午後1番は恒例の遊学館スタッフによる実験教室です。いつも彼は実験を失敗して汗だくになるのに、今年はなかなかスムーズで、ほぼ全員引きつけられていて盛り上がりました!
いつもは彼が汗だくになると額をふくのが僕の役目のはずが、今日はお役御免・・・。(ちょっとさみしい。)
みんな本当に釘づけでした。
そのあとにちょっと厨房をのぞいてみると住人のTくんが働いていました。
冬月荘に通ううちにTくんと仲良くなった中3のMくんと、1期メンバーのRくんがそれを見学(笑) この2人、住人Tくんのギターの弟子なのです。
子どもたち同士の関わりでしか見られない笑顔や仲間づくりの様子を見ていると「冬月荘やスクラムが集まりたい存在であるのも本当に子どもたちみんなのお陰だよなー。」とただただ実感します。
今日のチューター会議で大人や大学生チューターから出た言葉も同じものでした。
「いや~、今年は早くからまとまりとか、通じてる感じがあってやりやすいけど、完全に1期生、2期生みんなのおかげだよね~。」
子どもも大人もみんながいい顔になるスクラム。
これからがまた楽しみです。