タカさんです。
昨日は札幌で子どもの健全育成支援事業の検討委員会でした。
この事業は釧路町のスクラム(生活保護世帯の中学生対象の学習支援事業)のこと。
釧路市スクラムは2008年1月から始まっていて、すでに5期を迎えていますが、昨年度からは釧路町でも始まっています。
実は同じ事業は余市町でも同時に実施されていて、いずれは全道の町村に広げるべく、実施&検討がされています。
市とは違い、町村になると対象となる中学生が五名くらいしかいないとか、そもそも実施する団体が見当たらない、人材や拠点がほとんどないなど実施にはいくつか工夫が必要です。
でもどんな地域にも人材や拠点となる場所は実はいくらでもあると思うのですが、どういった形でそれを実施できるのかこの1年くらいで検証するのです。
いまは拠点型、訪問型で行っていますが、他に集中型や通信型、IT型なんてアイディアもあるので、どんどんできることから試していこうと思っています。
といっても僕が現場に行けるわけでもないので、参加している中学生や普段現場で中学生と接しているスタッフのみんなとどんな方法があるのか考えて、やっていく先にそれがいずれは遠隔地での学習支援のモデルとなるかもしれません。
でも何型になろうが、ひとりひとりの中学生の願いやつぶやきから一緒に組み立てることが当たり前に大切にされなければなりません。
そこを譲らずやりながらたくさんのことを学び、先のあるモデル事業にしたいと思います。
それにしても札幌はきりりと寒かった。
今日は久しぶりに冬月荘に少し長めにいることができました。
釧路市の自立支援プログラムのテレビ取材を市から依頼され、ディレクターの方と話をしました。
短いニュースで出るらしいのですが、テレビが何を伝えたいのか、そして僕らは何を大切にみんなとやってきたのか、何を学んだのか色々話し合いました。
お陰で久々に話せたスクラム生もいたりして楽しい時間でした。
みほに絵本も読んでもらったし(笑)