7月をすっとばして8月になりました。
釧路基準で暑い日が続いています。
■ 10期スクラムがスタートしました。
8月1日(月)から10期スクラムが始まりました。
今年は昨年より少し多めの10名弱の中学生を迎えてのスタート。
卒業生がちらほら顔を出してくれたり、連日なかなかの盛り上がり。
社会人になったチューターと近況について話をしていると、語彙や表現のバリエーションが増えていて、
『 なんてハイセンスな切り返し!! 』
と勝手に感嘆していました。
率先して来はじめることは少ないであろう場に、良い意味で開けっ広げな卒業生がいることは雰囲気を作る上で大事だな、と改めて思います。
ついでですが、8月中に高校生以上限定のイベントもやる予定です。
■ 『 ブラック部活 』の話①
先日、某テレビ番組で吹奏楽部が野球部と並ぶブラック部活の例として紹介されたそうで。
ほとんど休みないですからね、吹奏楽部。
大会が近くなると空気もギスギスしますし。
強豪校の中には盆と正月しか休みが無いなんてところも。
一般の強豪バンドには、全国大会前に1週間有休がとれない人は参加させないなんてところがあるとか。
真偽のほどは定かではないですが、あそこならやりかねん…と思ってしまいます。
■ 『 ブラック部活 』の話②
吹奏楽部は文化系の部活ですが、大体の学校が
・夏の団体コンクール
・マーチングコンテスト(学校による)
・アンサンブルコンクール
・定期演奏会
を中心に活動しています。
( 中には校外での演奏機会を積極的に設けているところもあります。 )
大会に出場する、ということははっきりと結果が出るわけです。
そうなると、上位大会の進出を目標にする色が強くなるわけで、やってることもスポーツっぽくなってきます。
年間の活動の半分くらいが大会絡みとなると、なおさら結果を出すための練習にウェイトを置かれがちです。
先日、たまたま釧路地区のコンクール会場で知人に会ったのですが、コンクールを
『 これはスポーツですね 』
と評しており、言い得て妙だな、と思ってしまいました。
コンクールの場合、レギュラーとそうでない部員とに分かれることはザラですし。
マスゲーム的な団体競技にかなり近いと思います。
楽器と楽曲を扱ってはいるものの、やっていることはかなりスポーツ的です。
練習もキツいし、指導もスパルタ的なところが多いですし。
■ 『ブラック部活』の話③
で、上手な人とそうでない人とで部内での扱いに差が生じてきたりします。
極端な例ですが、上手な人ほど優遇されたり発言権が強まったり。
コンクールメンバーに選ばれなかった人を「 ダメな人 」っぽく見てしまったり。
冗談ではなく、指導者が神格化している学校もあったり…
当事者の大半がスパルタ的な練習や環境に違和感を持たないこともマズい気もします。
『 教育の一環 』で丸く収められているような感じ。
そのあたりも踏まて、ブラック部活と評されているような…。
■ 『ブラック部活』と学習支援の話
強い学校になればなるほど、先生の言うことが絶対的なものになったりします。
個々の部員に合わせて指導する、というよりは、指導についてこれる部員を育てあげていくような感じ。
で、スクラムも個人のペースに合わせて…的な表現で活動を紹介することが多々あります。
ところがいざ関わってみると、なんとなく自分のペースに誘導したくなったりしてしまいます。
取り組み教科であったりとか、過ごし方であったりとか。
その辺も気にしないと、いつの間にか人が離れていくことにつながる気がちょっとしています。